第8回 量子力学的視点からの願望実現法
第8回 量子力学的視点からの願望実現法
第八回 量子力学的視点からの願望実現法
このブログを、世界一を目指す問題解決法として、既に何回か「天児屋根の伝言2」を軸に進めてまいりました。
問題解決法とは、言いかえれば、願望実現法でもあるわけですが、第一には、「ほんとうの自分を知るということ」が絶対条件であることを強調してきました。
「ほんとうの自分」とは、内在のいのちである「万物に神宿る」という時のその神、奇御魂(くしみたま)のことです。
その次に、和御魂(にぎみたま)である潜在意識内の問題解決を妨げている記憶を、自ら発する祓いと愛の力でクリーニングしていくことを、特にセミナーでは、その具体的なやり方をお話ししてきました。
とにかく、「自分はつまらない個人であり、気の小さい人間であり、肉体が自分だ」と思いこんでいる限り、いくら懸命に努力しても、つまらない知恵と力しか出てきません。
そこが肝心なところなのです。
今回は、問題解決法を、まず現代の最先端科学である量子力学的視点から見てみたいと思います。
といっても、そんなに難しい高等な話ではありません。
要するに「念ずれば花開く」「思い込んだことは必ず実現する」という話です。
最近では、「あなたの心に沿うように現実は動いている」というステキな表現も見つけました。
その通りだと思います。そのことはいい意味でも悪い意味でもです。
ところで、「思い込んだことは実現する」と言うと、一般には、メリケン粉を原料に外観は薬のように作って薬効のないものを「これは最近開発された特効薬です」と医者から言われて信じて飲むと、本当に薬効がでるという事実を思い起こす方がおられるかもしれません。
プラシーボ効果と言われるこの現象は、心と体の関係では起こるが、心とその人の外部の環境にまでは及ばないというが常識だと思っている人が大半だと思います。
科学の世界でも、デカルトとかニュートンとかの古典物理学の考えでは、心と体という物質とは基本的には無関係だというのが科学的と信じられてきました。
ところが近年、意識は必ずしも肉体の頭脳の一生理現象に過ぎないのではなく、外界の物質界にも影響ないし関係しているということがわかってきたのです。
素粒子レベルでは意識と物質とはつながっているということです。
物質も意識も共にエネルギーだからです。
原理的に言えば、脳のなかのニューロンの働きがテレビやラジオの中のトランジスタとよく似た働きをしているというのです。
1、意識(思い込み)は一つのエネルギーで、意識をすることは一つの入力に当たり、
2、その意識の思い込みを言葉によって何度も繰り返す。繰り返すたびに意識のエネルギーはどんどん増幅していきます。
3、その繰り返しの量の増大と共にある所で飽和点に達すると、量から質に転換します。
まさに量が質量に転換する奇跡の瞬間です。
質量とは、結晶化、物質化、現実化したということだからです。
面白くないですか?
これこそ「奇蹟の起こし方の秘密」かもしれません。
奇蹟の達人、イエス・キリストも同じことを言ってましたから。
「あなたが信じた通りにあなたになるのだ」と。